昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2022/01/02

──ひろゆきさんと18年一緒にいると伺いましたが、そこまで関係が長くなると、2人の関係に危機はありませんでしたか?

西村 特定の大きな事件はないんです。でも、さっきのような「うわー、面倒くさい!」と思うことはいくつかありました。

 たとえば、《自分がされて嫌なことは相手にもしない》という倫理観がありますよね。でも、彼は「これをされたら嫌だ!」ということが、元々少ない方だと思うんです。「おいらは別に自分がされても嫌とは思わない」と言うんですよ。

©文藝春秋

──確かにひろゆきさんは、来るものは拒まないような印象があります。

西村 で、これは個人的な話ですが、私は自分の血管が浮き出ているところを触られるのが、大嫌いなんですよ。そこをずっと触られると、ちょっと気分が遠のきそうになるくらい、気持ち悪くて嫌いなんです。

 でも一時期、私が嫌がる姿を彼が面白がって、それを何度もやってくることがあって。

ひろゆきブチ切れ!「お風呂撮影事件」

──ゆかさんは本当に嫌なんですよね。

西村 ええ。私は真剣に怒ったんですよ。で、「自分がされて嫌なことは相手にしないっていうでしょ?」と言ったら、「おいら、別に嫌じゃないよ」と……。すごくムカついたので、コイツの嫌なことは何だろうと本気で考えたんです。

 それで思い出したのが、彼は人前で裸を見せることがあまり好きではないんですね。だからある日、彼がお風呂に入っているときに、私が扉を突然ガラッと開けて、裸の写真を撮ったんですよ。

──ゆかさんのターンですね。どんな反応でしたか?

西村 もう、大激怒です。「何するんだよ!」と怒るので、「ただ写真を撮ってるだけ」と言ったら、「なんで、されて嫌なことをわざとするんだ!」と。

 だから「別に私、されても嫌じゃないよ。あなたも私の写真を撮りたかったら撮ればいいじゃない」と言ったら、そこで初めて彼は、私に対して同じことをしていたんだ……とわかったらしくて。

©文藝春秋

──ついに気づいたんですね。

西村 そう。で、ちょっと悔しそうな顔になって、その後は私の血管を触るのを止めたんですよ。

 彼も私も、お互いに納得するまでひかないタイプなので、18年間でこんなエピソードがいくつもあって、その都度ぶつかりつつ、解決してきたんです。だから長期間にわたって関係が冷え切って、会話もない……ということはないですね。