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実行委員会の思いは虚しくも……
昨年は、収束の兆しが見えないコロナ禍の影響から、9月の時点で開催中止を発表したものの、今年の中止は12月16日に発表された。これは渋谷カウントダウン実行委員会がギリギリまで、安全安心にイベントを開催できる可能性を探ったからだったのではないだろうか。
しかし、結果的にイベント中止の声明は来街の抑止にはつながっていなかったように思われる。
禁止されているはずのアルコールを飲みながら練り歩く人々も目立ち、空き缶や空き瓶があちこちに転がる。横断歩道前には吐瀉物も見られた。マスクを着用していない人の姿もあった。
全国各地で確認が相次ぐオミクロン株の新規感染者。それにもかかわらず、大晦日の渋谷はコロナウイルスへの警戒心は解かれているかのような状況だった。
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