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赤ん坊を連れて金融業者に…借金返済に奔走した妻
返済のため新天地を求めた間は89年、40歳で新喜劇を退団し東京吉本に移籍。翌々年「マジカル頭脳パワー!!」のレギュラーに起用され一躍全国区に。また超長距離マラソンにも取り組み、91年にギリシャのスパルタスロン(246キロ)を完走。翌92年には「24時間テレビ」の初代マラソンランナーとなった。
「その陰で支えたのは28歳のときに結婚した9歳下の妻。妻は元新喜劇座員で、間が借金を背負った際には生まれたばかりの長女を連れ、金融業者に利子の免除を頼み込んだ。それもあり間は今も妻に頭が上がらず、西川きよしと並ぶ家庭人といわれる」(同前)
吉本内では、間を悪く言う人はまずいないという。
「偉ぶらず、誰にも人懐こく接するので愛される。昨年、村上ショージと組んでキングオブコントの予選に参加した際は、大部屋の楽屋で息子世代の後輩の挨拶に気さくに応じていた。慕う1人が明石家さんま。昨年の芸能生活50周年公演ではさんまがサプライズ出演した。ただ、親しまれはするが畏怖される存在ではないだけに、新喜劇のGMとしてどれだけ重量感が出せるか」(前出・在阪芸能記者)
かい~ところに手の届くGMとなれるか。