吉本興業が「吉本新喜劇」にGM(ゼネラルマネージャー)制を導入するにあたり、間寛平(72)の就任が内定。間はツイッターで「聞く耳をもつGMでありたい。アメマ~」と持ちギャグでやる気を見せた。
「新喜劇はストーリーよりギャグ、演技よりキャラのコテコテ演劇だが、創設以来63年、ピンチの時期もあった」(在阪芸能記者)
1980年代末には、座員の高齢化などにより人気が低迷、観客動員が目標に達しなければ解散というキャンペーンを展開した。
「その時は今田耕司、東野幸治らの活躍や、ビデオ『吉本新喜劇ギャグ100連発』のヒットで息を吹き返したが、現在またマンネリ化が課題に。座長経験もある間に、大所高所からの助言をしてもらうことが狙い」(同前)
間はストリップ劇場での幕間コントで芸を磨き、70年に吉本入り。新喜劇では「アメマ~」や、柱に尻をこすりつけての「かい~の」などのギャグで沸かせるも、私生活では借金問題で世間を騒がせた。
「知人の連帯保証人になり、借金を背負った。返済のため、池乃めだかの助言で『アメマバッチ』を10万個つくったが売れず、借金は6000万円以上に膨張。業者から製作費用の支払いを求めて訴えられ、裁判では判事にアメマとは何かと問われ、『ア~メ~マ~』と披露する一幕も」(芸能デスク)