昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

目標は「最強のジロリアン」 ラーメン二郎の魅力にハマったプロボクサーは、なぜ勝ち続けられるのか

ジロリアン陸さんインタビュー #2

2022/01/19

 熱狂的なラーメン二郎ファンのプロボクサー、ジロリアン陸さん(33)。過酷な減量と両立しながら、年間400杯以上もラーメンを食べるという。およそボクサーとは思えない食生活だが、それでも彼はボクシングで結果を出し続けているのだ。

 直近の戦績は、5連勝かつ3連続KO勝利中。2022年1月発表のランキングでは国内ライト級9位につけ、今後は日本タイトルへの挑戦も期待されている。そんなジロリアン陸さんに、ラーメン二郎との出合いや減量中のエピソード、ラーメン二郎を食べ続ける理由などを詳しく聞いた。(全2回の2回目/前編を読む)

ジロリアン陸さん ©杉山秀樹/文藝春秋

ラーメン二郎は店舗ごとの味の違いが最大の魅力

――そうまでして食べたいラーメン二郎の魅力は、なんなのでしょうか。

 さっきも少し話しましたけど、その日の気分によって「今日はこの店舗だな」と選べるくらい、味の違いがあるんです。それが最大の魅力ですね。ラーメン二郎を知らない人からは「ラーメン二郎」とひと括りにされて、「どこの店舗も味は同じでしょ」と思われがちですが……。

 例えば、「今日はガッツリ行きたいな」という時は、ガッツリ脂が乗った店舗に行ったり。ラーメン二郎にはスッキリした味の店舗もあるので、「今日はこってりはきついかな」と思ったら、そのお店に行けばいい。

 それに同じお店でも、食べる日や時間帯によって味が違うこともある。そういう変化が面白いんですよ。もし他のラーメンチェーンみたいにどのお店も味が同じだったら、こんなに食べに行ってないと思います。

――店舗によって、そんなに味が違うのですね。

 それぞれのお店の店主さんが、自分がおいしいと思う味にこだわって作っているので。ラーメン二郎をまだ食べたことがない人や、ラーメン二郎に興味を持ち始めている人には、いろんなお店に行って、そういった味の違いを感じてほしいですね。

――ジロリアン陸さんは、ラーメン二郎の現42店舗を制覇されているんですよね。

 そうですね。ラーメン二郎京都店にずっと行けてなかったんですけど、2020年にやっと行けて。「ジロリアン」を名乗っている割には、めっちゃ遅くなりました(笑)。先日オープンしたラーメン二郎ひたちなか店にも、この前行ってきたばかりです。