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ジョコビッチが傾倒する“グル(教祖)”の存在
コート上で激しくラケットを叩きつけるのも日常茶飯事。全英で優勝した際にコートの芝を食べたり、全豪でも自身のシャツを引きちぎるなど、奇矯な行動が以前から問題視されてきた。
さらに小麦粉製品に含まれるタンパク質・グルテンを摂らない「グルテンフリー」の食事法で体質改善したことでも知られるが、実はそれ以上に傾倒する“グル(教祖)”の存在がある。
「元テニス選手のスペイン人、ペペ・イマズ氏です。“愛と平和”を掲げるスピリチュアル系の指導者で、テニス選手だったジョコビッチの弟が鬱病になった時に救いの手を差し伸べたことから、接点が生まれました」(在欧ライター)
数年前には「瞑想と人間の魂」をテーマにしたイマズ氏の啓蒙イベントにも参加していた。
「2016年から“ライフコーチ”として一時、ツアーにも帯同。成績が低迷したのは彼への傾倒が一因と言われたが、その後も関係は切れていない。現代医学を嫌ってワクチンを接種しない理由を、『瞑想と抱擁の力』で心身を整えるというイマズ氏の思想と関連付けるような海外メディアの報道もあります」(同前)
大混乱をもたらした王者。愛と平和はどこへやら。