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事実上の活動停止を招いた“事件”

 仕事の少なさゆえ堀越高校は皆勤。他のアイドルのためにノートを取る日々だったが、84年、“事件”を起こす。笑福亭鶴光らにけしかけられ、生放送で意味もわからず女性器を表す四文字を叫んだのだ。これで事実上の活動停止。

「だが、結果的にそれが幸いした。同僚の中山秀征に『バラエティに移ったら』と薦められ、井森美幸、森口博子らと共に“バラドル”という新ジャンルを開拓するに至る」(芸能デスク)

 特に「進め!電波少年」での体当たり企画の数々は語り草。95年にはパレスチナ自治区でアラファト議長とのアポなし面会に成功。抱きつこうとしたら側近の機関銃の安全装置が外れる音がしたという。

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「頼まれたらとりあえずやってみるノリのよさが買われ、オファーが絶えない存在になった。今も『ゴゴスマ』や『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』などのレギュラーを持ち、オードリーなど『電波少年』を見て育った後輩からはリスペクトを示されている」(同前)

松本明子

 私生活では98年、6歳下の俳優、本宮泰風と結婚。出会った日に強引に自分の両親に会わせるという猛烈アタックだった。原田龍二は義理の兄にあたる。

「2019年に原田の不倫が発覚した際は情報番組で『よくないです』と語るのが精一杯だったが、彼女自身の家庭生活は至極安定。長男はもう22歳になる」(同前)

 不作ののち、豊作人生。