孤独のなか出産 妻子4人の生活費は月7万円
《妻がボビーを問い詰めると、すべて否定し、「オマエはそいつとオレのどっちを信じるんだ。オレを信じられないオマエが悪い」と逆上。臨月だった妻を攻め立て、ボビーのLINEのIDを削除し、妻と連絡がつかないようにした。妻は絶望の気持ちのままオーストラリアで出産に臨むことになった》
3月2日の出産予定日が近づいてもボビーがオーストラリアに来ることはなく、実父のバースデーパーティーに参加するためにナイジェリアに滞在。妻は長女と、知り合って半年の現地の日本人の友人に立ち会ってもらい出産した。
妻は2019年12月にオーストラリアから帰国。帰国後にボビーから渡されていた生活費は月に7万円ほど。ここから妻、次女、三女、次男の食費や雑貨類、被服費、教育費などを賄っていた。生活費のやりとりは次女を通して行われていたが、振り込みが遅れることもあったという。足りない時は独身時代の貯金を切り崩し、実家の親に工面してもらうこともあったという。
妻の所有する車のドアミラーを素手で損壊
結婚後しばらくしてタレントとしてブレイクしたボビーだが、妻に収入や資産を明かしたことはないようだ。妻側はボビーに2016年に約2100万円、2017年に約1900万円、2018年に約990万円の所得があったことを証拠書類で提出しているが、不動産や株式などの資産については明らかにされていない。
こうした経緯を経て、現在は別居中のボビー夫妻。事件後のやりとりは弁護士を介して行っているようだが、2020年7月15日、さいたま市役所でニアミスすることがあった。
当時、妻は所用があり市役所の駐車場にワンボックスカーを停めていた。その場に妻自身はいなかったが、ボビーが妻の車を見つけ、なんと両ドアミラーを素手で損壊。この事実は浦和警察も認知しているという。妻が検事から聞いた話では、ボビーは損壊した理由をこう説明したという。
「妻以外の人間が運転してきたと思い、妻のために、車のために、乗ってきた何者かが車に乗れないようにするためにやった」