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ポイントその5 現実ではなく、夢を見させる

 これはあくまでも私の体感ですが、女性のほうが男性よりもリアリストで、プロフィールにも現実的な内容を書く人が多い傾向にあると感じています。

「それの何がいけないの?」と感じる方もいるかもしれませんが、マッチングアプリ的には絶対NG。

 出会う前から、「こういう人はNG」とか「結婚前提でお願いします」のように現実を突きつけたら、百年の恋も冷めてしまいます。

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 まずは、「こんな子と付き合えたらいいな」って夢を与えてあげなきゃダメなんです。

 マッチングアプリに登録している男性は「恋」がしたいのです。

 現実的な文章を書くことは、相手が恋する機会を奪っているようなもの。

 女性だって「家事はできるだけお願いしたいです」とか、いきなり現実的な話をされたら萎えちゃいますよね。それと同じです。

 まずは夢を見させる。

©iStock.com

 男性に媚びろとまでは言いませんが、理想の彼をゲットしたいなら多少のあざとさは必要不可欠です。

NG例 推しのライブは全通したいので、趣味を理解してくれる方のみお願いします。
OK例 いつか一緒に年越しフェスデートとかしてみたいです!

NG例 キラキラした雰囲気のいい高級レストランでディナーを楽しみたいです。
OK例 ゆるゆる漫画読みながら岩盤浴デートしたいです。

 あくまでも「男性ががんばらなくていい感」を出すのがポイントです。

 こういうことを言うと「女性が我慢しなきゃいけないってことですか?」と言われそうですが、そういうことではありません。

 あくまでも間口を広げるための手段の一つなので、「どうしても高級レストランじゃなきゃ無理!」という人は、正直にそのまま書いたらいいんじゃないかと思います。

 バンドマンだって、メジャーデビューするために売れる曲を書いて、売れたら好きな曲を出したりするじゃないですか。それと同じです。

 やりたいことは、小出しにしたほうが受け入れてもらいやすい。

 もちろん、最初から自分のやりたいこと全開の曲で売れる人もいますが、誰にも足を止めてもらえずに路上ライブをやり続けるリスクもある。

 恋愛も同じです。

 売れる(恋人を見つける)のが目的なら、お客さん(男性)から求められていることをやる必要があるのではないでしょうか。