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ポイントその4 ポジティブに言い換える

 先ほどデメリットは強調するなという話をしましたが、そうは言っても嘘はつきたくないですよね。

 伝えたいことはあるけど、正直に書いたらマイナスに捉えられそうなことがある場合はどうしたらいいのでしょうか。

「できない」のではなく「勉強中」

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 実は私、前職が中学校の英語の教員なのですが、お恥ずかしながらお世辞にも英語が流暢に話せるほうではありませんでした。

 その上、悲観的な性格だったので、ネイティブと話す度に「英語は上手に話せない」と言っていたんです。

 そんなある日、いつものように初対面のネイティブに「英語は上手に話せない」と言ったら、「勉強中なんだね!」とあっけらかんと返されて、ハッとしました。

 そうか、「できない」のではなく「勉強中」なのか。

 物事の捉え方次第で、こんなにも印象が変わるのか、と気づいた瞬間でした。

 そのことに気づいてからは、マッチングアプリのプロフィールも大きく変わりました。自分が引け目に感じていることも、ポジティブに言い換えてアピールできるようになったのです。

©iStock.com

「料理はするけど…」

 例えば、自炊はするけど「料理が得意」とは言えないレベルの場合。料理ができるって言ったらハードル上がっちゃうからと、書かない人が多いんですが、めちゃくちゃもったいないです(私も以前はそうでした)。

 捉え方を変えてみましょう。

「自炊はしますが、料理は得意ではありません」と書くのではなく、

「料理のレパートリーを増やしてます。最近は◯◯を作りました!」

「好きな人ができると、はりきって手料理をふるまっちゃうタイプです」

 などと書いたほうが、前向きな感じがして、一緒にいたいと感じませんか?

「自分にはアピールできることが何もない…」という人も、大丈夫。

 ちょっと捉え方を変えるだけで、同じ内容でもグッと印象が良くなりますから。

 合言葉は、「できない」のではなく「勉強中」です。