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木村拓哉“日本アカデミー賞”ノミネートまさかの落選 知られざる2つの理由

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「最優秀賞が取れるならば…」

 そんな絶好調のキムタクのアカデミー賞落選について映画会社社員が明かす。

「実は、事務局がジャニーズ事務所に優秀主演男優賞を打診したところ、『最優秀賞が取れるならば受ける』と。事務局が確約できないと伝えると、それならば、と断ったと聞きました」

優秀主演男優賞に名を連ねた(左から)菅田将暉、佐藤健、西島秀俊

 木村は06年の「武士の一分」でも優秀主演男優賞を辞退。そのときは賞レースには不参加という事務所の意向が発表されている。

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「しかし、15年に岡田准一さんが、16年に二宮和也さんが最優秀賞を取るなど、事務所の姿勢は変わっている。ただ、木村さんは事務所の看板なので、授賞式に出たうえで最優秀賞を逃がす姿を見せるわけにはいかないのでしょう」(同前)

元SMAPメンバーとの“共演”を避けるためか

 もう一つの理由を挙げるのは、芸能プロ関係者だ。

「授賞式には、前回最優秀主演男優賞を取った草彅剛もプレゼンターとして出席します。決別した元SMAPメンバーとの“共演”は避けたかったのでしょう」

 ジャニーズ事務所は「週刊文春」の取材に対し、

「優秀主演男優賞に関するお話は頂戴しておりません」

 と否定。日本アカデミー賞事務局はこう回答した。

 

「日本アカデミー協会会員(3952名)による投票の結果、この度の優秀主演男優賞におきまして木村拓哉様の選出はありませんでした」

 報知映画賞では「賞に慣れていないので、どうしたらいいかわからない」と挨拶した木村。まずは機会を増やすところから……。

木村拓哉“日本アカデミー賞”ノミネートまさかの落選 知られざる2つの理由

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