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連載シネマチャート

盗んだ石油の転売で、一攫千金をもくろむ人々…彼らが夢見る“人生逆転”とは 「パイプライン」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

〈盗油〉業界で最高の穿孔技術を持つ“ピンドリ”(ソ・イングク)は、大企業の後継者であるゴヌ(イ・スヒョク)が計画した、数千億ウォン分の石油を盗む計画に巻き込まれる。集められたプロ溶接工の“チョプセ”、地中の構造に詳しい“ナ課長”、掘削係の“ビッグショベル”、監視係の“カウンター”らは、多額の報酬での人生逆転を夢見ていた。郊外のホテルに軟禁された5人は、送油管を目指して地下室からトンネルを掘り始める。様々なトラブルが発生する中で、各メンバーの秘密が次々と明らかになり、計画は想定外の方向に転がるが、なんとか最終局面にたどり着く。そのとき、ゴヌの恐ろしい企みが明らかになる。

〈解説〉

送油管から盗んだ石油を転売する特殊犯罪〈盗油〉を題材に、人間模様を描くクライム・アクション。監督・脚本は『江南ブルース』のユ・ハ。108分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆盗油というのが目あたらしい。地中場面が多く、息苦しく地味な作業に見えるのが難。やっぱり名画や宝石のほうが……。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆台詞や顔面芝居が野暮で泥くさいが、へこたれない馬力は韓流犯罪映画の特産品だ。石油盗みの手口をもっと見たかった。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆技術があるのに金がなく、金儲けのはずが使い捨てに。猛然と戦う姿がコミカルで盗油作業や爆破の映像も見応えあり。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆ベンチャーズのテケテケは意外に快く響いた。だが全体は襲撃映画の定型にバラエティ的な盛りつけ過剰で鈍重なノリに。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆構成、編集、タイトル同名の楽曲といい超ベタ過ぎ感すらエンタメにする荒技。バルブボックスから盗む沖縄版も有り?!

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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『パイプライン』(韓)
シネマート新宿ほか全国順次公開中
https://klockworx-asia.com/pipeline/

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