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そこまでしてA子が行きたかった大学とは――
「地元で噂が広まるのを怖れ、縁のない丸亀市まで出向いている。本人は『とんでもないことをしてしまった』と泣きじゃくり、自殺が心配されるほど憔悴していた」(別の捜査関係者)
そこまでしてA子が行きたかった大学とは――。
「A子は誰でも知っている都内の一流私大の名前を挙げているようです。ただ最難関の早稲田や慶応ではない。立教や青山学院など、いわゆる『MARCH』あたりを、共通テスト利用入試で目指していたものと思われます」(社会部デスク)
大学入試センターは被害届を提出済。A子にはどんな処分が下されるのか。
「警視庁は偽計業務妨害を見据え、A子の証言通り、単独で一連のスマホ操作が可能かどうか再現実験を行うと。ただ、今回の事件はズルをしていい点を取ろうとしたが、大学入試センターの業務を妨げる故意性はなかったといえる。本人も反省しているため、逮捕はせず、起訴を求めない意見をつけて書類送検される見込みです」(同前)
とはいえ、“受験料”はあまりにも高かった。