2018年に芸人のチェリー吉武さんと結婚した、たんぽぽの白鳥久美子さん(40)。昨年の夏には第一子を出産し、現在は育児に奮闘中である。
そんな白鳥さんに、チェリーさんとの出会いや結婚について聞いた。(全2回の2回目/前編を読む)
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「チェリーさんがタイプなんです」って言ったら、柴田さんがその場で電話
――結婚はできないと諦めていた時に、現在の夫であるチェリー吉武さんと出会われるんですよね。
白鳥 そうです。渡辺正行さんが主催でやられている「ラ・ママ」というお笑いライブのオーディションで初めてチェリーさんとお会いしました。衣装を着替えるスペースがなくて、男芸人はみんな駐車場で着替えていたんですけど、その時にたまたまチェリーさんが着替えているのを見かけて、「私あの体の人がタイプだな」と思って。
でも私から話しかけることはもちろんできず、悶々としていた時に、柴田理恵さんから番組の休憩時間に「白鳥はいい子なんだけど、誰か貰ってくれる人はいないのかね」って聞かれて。「実は柴田さんの事務所の後輩のチェリーさんがタイプなんです」と言ったら、その場で電話をかけてくれたんです。そのおかげで友達になることができました。だけどそこから恋愛関係になるのってすごく難しくて。芸人さんは私のことなんか女としてみてないんだろうなって。
――「女」として見られていないと思ったきっかけがあったのでしょうか。
白鳥 芸人さんは、近い存在なので会う機会は多いんですけど、「スカートなんか穿くなよ」とか、「化粧濃くするな」って言われたことがあって。「女を見せるとウケないよ」という意味で言ってくれていたんですけど、芸人は私のことを「女」として見ていないんじゃないかって思っていました。だから勝手にチェリーさんも、私に興味あるはずがないって思い込んでいたんです。
――チェリーさんとはどのように距離を縮めていったのでしょうか。
白鳥 それが、紹介してもらったのはいいけど、私もチェリーさんも付き合うこと自体が初めてだったので、何もできず。たまに飲みに行ったりしていましたけど、それ以上は何も……。
チェリーさんのことが気になってるけど、何も言えない日々が続いていたんですが、ある番組でフジモンさんが「好きな人いるなら告っちゃえよ」って背中を押してくれて、それで告白して付き合うことになったんです。だから自分の力というよりは全部周りの人のおかげで。