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「社長さんが追徴金1000万払ってくれたからだいじょうぶ」ギャラ飲みバブル“港区女子”に国税のメス 本人たちに直撃すると…《何も考えず100万円くれる富豪も》

ここ数年『ギャラ飲みアプリ』で女の子側は激戦に

 前出・業界関係者が明かす。

「キャストのうち数十人が年間で数百万の収入を得ながら、申告をしていなかったと報道されました。『ギャラ飲み』はそもそも、10年ぐらい前までは芸能事務所やAVプロダクションの責任者が、女優の卵やモデルをツテのある経営者などに派遣する仕組みでした。その中には今となっては国民的女優になった人もいますよ。当時は、相場はあってないようなものでした。

 当時はおじさんと我慢して数時間飲むだけで50万円ぐらい貰えましたし、おじさんが飲み会で金とは別にハイブランドのアクセサリーを『早い者勝ちで持ってけ!』なんて大盤振る舞いをするみたいな話もありましたね。女性からすれば『騙されているのでは?』と疑いたくなるレベルの“好況”でした。

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ギャラ飲みをする港区女子 ©️文藝春秋

 ただ、ここ数年は『ギャラ飲みアプリ』が次々に生まれ、ツテのない女子大生や金欠のOLもバンバン入ってくるようになりました。コロナ禍でその手のお店が閉まってからは、キャバ嬢や風俗嬢も流れてきてギャラ飲み市場に参戦し、女の子側は激戦になっています。

1000万円追徴されても…「仲良しの社長さんが払ってくれた」

 それでも体の関係を持たなくても、1時間に数万円稼げる子もいる。割の良い“バイト”であることは変わりません。コロナ禍で収入が減った若い子には助け船だったでしょうが、ギャラ飲みで得た収入は、無申告が常態化しており、国税としても看過できなかったのでしょう」

 国税の登場に、これでブームを生んだ“港区女子”も一巻の終わり……かと思いきや、聞こえてくるホンネは意外にも“楽観的”だった。パトの女性キャストの1人が話す。

国税庁と財務省が入るビル ©️文藝春秋

「友達で国税から連絡がきて1000万円近く追徴された子がいました。港区女子は金遣いが荒いので、しっかり貯金をしている人も少ない。どうするのだろうと思ったら、『仲良しの社長さんが(追徴金を)払ってくれたから大丈夫だった』と。『まじかよ!』と思いましたね。現金で課税額をそっくりもらい、無事、危機を乗り越えたようです。

 港区女子の中には稼ぎまくっていた分、焦って税理士に相談している本当にヤバい子もいますけど、それは少数派じゃないでしょうか。元々水商売からこっちに来た人たちは確定申告をしっかりやっている子が多いしそれに最悪、これからパトで頑張れば追徴額ぐらい稼げると思うので『国税が来たら、それから稼いで払えばいい』としか思いません」

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