手越祐也(34)が「僕が手掛ける事業第一弾」として開いた美容サロン「TEGOSHI BEAUTY SALON」の経営が悪化、従業員の約半数が退社していることが「週刊文春」の取材でわかった。
TEGOSHI BEAUTY SALONは2020年10月に4店舗同時にオープン。「痛くない、早い、リーズナブル」な脱毛コースがウリだという。手越が自らのYouTubeチャンネルやメディアで美容サロンを宣伝したこともあり、当初は手越のファンが店に殺到した。神楽坂店はひと月で、3000万円も売り上げたという。だが徐々に経営は悪化していった。従業員が語る。
「最大7店舗にまで増えたのですが、顧客が減って売り上げが激減。今年の1月末に他店との統合などで5店舗になりました。従業員もオープン時から合計で36人いたのですが、待遇が嫌になった人も多く、半数にまで減ったのです」
待遇面での問題の一つが、なぜか別会社の美容サロンで働かされることだ。
「その会社とは、美容サロンを経営するエストラボ。エストラボはローランドなど著名人にノウハウを提供している会社で、TEGOSHI BEAUTY SALONも同様です。開店前の研修もエストラボの運営する店舗でしたが、最初はそういうものかと思いました。でもその後、何度も『人手不足』を理由にエストラボの店舗に回された。TEGOSHI BEAUTY SALONに就職したのに……」(別の従業員)
そこでエストラボに「おかしいのではないか」と言うと、TEGOSHI BEAUTY SALONの代表から<辞令>メールが届き、出向という形でエストラボでの仕事を命じられたという。
実は手越はTEGOSHI BEAUTY SALONの代表でも役員でもない。奈良市在住の女性が代表なのだが、従業員は「姿を見たことが無い」という。
「実質的に『代表』を務めているのはエストラボの社長の父で、複数の美容会社を経営しているAさんです。TEGOSHI BEAUTY SALONの役員に名前はありませんが、従業員の面接もAさんが担当しました」(同前)