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維新・遠藤氏が代表 公益社団法人「秋田犬保存会」副会長と山口組幹部との親密写真

維新・遠藤氏が代表 公益社団法人「秋田犬保存会」副会長と山口組幹部との親密写真

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秋田犬保存会の回答

 秋田犬保存会に事実関係の確認を求めると、以下のように回答した。

「(1) 今期で当会の副会長を勇退する川北氏と森氏はうどん店のオーナーとお客の関係であり、川北氏は森氏が指定暴力団員であるとは認識していなかったこと、川北氏は当会の展覧会において森氏と偶然会ったことはあっても、意図的に同行したことはないこと、川北氏が森氏と共に写真撮影したのは川北氏が副会長に就任する前のことであること、及び森氏は指定暴力団員であることが判明した一方、川北氏は密接交際者には該当しないことが、当会が調査により確認した内容です。

(2) 川北氏からの聴取や公益財団法人暴力団壊滅秋田県民会議への照会等の調査を行ったところ、(1)記載の事項を確認したため、川北氏に対して森氏と関わらないことを遠藤会長から要請し、現に川北氏は森氏が指定暴力団員であることを知った後は同人と関わっていないことから、川北氏に対する処分等はなされていないという経緯です。尚、当会は反社排除を徹底すべく、公益財団法人暴力団壊滅秋田県民会議の会員になり、常日頃から名簿提出によるスクリーニングチェックを受けており、且つ、この度改めて川北氏の反社該当性を個別に照会した結果、該当なしという回答を得ています」

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 秋田犬保存会を巡っては、「週刊文春」2月24日号で、保存会が主催する「本部展覧会」で不公平な審査が行われているとの指摘が相次ぎ、一般社団法人法違反の疑いがある実態などを報道。「週刊文春」3月3日号では、代表理事の遠藤氏が選挙区の有権者に高額な秋田犬を違法寄附している疑いがあることも報じている。

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 そうした中、新たに明るみに出たのは、高い公益性が求められ、税制上の優遇措置も受けている公益社団法人の副会長が、暴力団組長と密接な交際をしていた疑惑だ。

 実は、秋田犬を抱いた森氏と川北氏の写真については、秋田犬保存会の総会でも問題視されていた。その時、代表理事の遠藤氏はどう対応したのか。3月2日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び3月3日(木)発売の「週刊文春」では、川北氏や森組長の人物像、写真の存在が問題視された総会での遠藤氏の対応ぶり、遠藤氏との詳しい一問一答などについて詳報している。

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