昨年「文春オンライン」でインタビューしたYouTuberのちいめろさん。二児の母として子育てをする傍ら、インターネットでの動画配信や地上波のバラエティー番組などにも出演し、若ママ世代を中心に絶大な人気を誇っている。

 ちいめろさんが一躍有名になったきっかけの一つに、小学生ホストとして話題になった長男・琉ちゃろくんの存在があった。そんな琉ちゃろくんも昨年中学生になり、10年振りに黒髪に戻した。今回はちいめろさんと琉ちゃろくんに、小学生ホスト時代や、現在の心境など詳しく聞いた。(全4回の3回目/続きを読む)

琉ちゃろくんとちいめろさん

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「ホストの格好をしていたら目立つんじゃないか」って

――琉ちゃろくんがメディアに出演し始めたきっかけは、何だったのでしょうか。

ちいめろ 保育園生くらいの時からホストの格好をさせていたんです。金髪に染めて髪の毛を盛ってホストのような格好をしていました。当時ブロガーだったので、ブログに琉ちゃんを載せていたらいろんな方から声をかけてもらえて、テレビや雑誌に出させていただきました。

小さい頃の琉ちゃろくん

――ホストの格好をさせていたのは何か意味があるのでしょうか。

ちいめろ ちい自身ずっとジャニヲタで、ジャニーズが大好きだったんです。だから琉ちゃんにもジャニーズを目指して欲しくて、「大きくなったらジャニーズになってね」って言ってました。最初はジャニーズが何だかわからなかったみたいですけど、いつからか山田涼介くんをテレビで見て、虜になったみたいで。本人もジャニーズになりたいと言うようになりましたね。

 ちいの中では、ジャニーズ事務所に履歴書を送るのは小5くらいにしようと思っていて、それまでの間に有名になってほしいなと考えていたんです。その時に「4歳の男の子がホストの格好をしていたら目立つんじゃないか」って思い始めて、あの格好をさせていました。ホストにさせたいというよりは、とにかく目立たせたいという気持ちの方が大きかったです。

 

――琉ちゃろくんは当時のことは覚えていますか。

琉ちゃろ あんまり詳しいことは覚えていないんですけど、楽しかったなという印象があります。髪の毛もかっこよくしてくれて、キラキラの衣装も着せてくれました。

 メディアにも出させてもらったんですけど、とてもいい経験をさせていただいたと思っています。友達とかにも「テレビ出てたよね」と言われることもあって、嬉しかったですね。

ちいめろ 当時は子どもに無理やりやらせているとか言われたんですけど、そんなことは全くなかったです。本人が嫌がることはしないです。琉ちゃんも楽しみながらやってくれていたので、それはよかったです。