公式発表から感じる中西と岡本の処分の“温度差”
前述の中西アルノは、SNS上で過去の撮影モデルとしての写真や動画が出回り、当時本人が使っていたアカウントらしきものも発掘され、一部投稿を本人が認めた上での自粛。公式HPでは「本人の保護と育成の為、一定期間本人の活動を自粛することにいたしました」と記された。
対して「自粛期間を通して、本人に対しては改めてグループの一員としての自覚を持たせ、育成を図っていく予定です」と明示された岡本の方が、よりトーンが厳しいように感じられる。
「これは乃木坂46に限ったことではないですが、どのアイドルでも基本的にグループ加入前の事象については犯罪行為でも無い限り許容されることが多いんです。中西さんは新センター抜擢でより多くの注目を浴びてしまったために“揚げ足取り”が過熱し、炎上が抑え切れなかった部分があった。結果的に自粛は避けられませんでしたが、流出したのは全て数年前の発言や映像です。今時、加入前に脛に傷一つないメンバーの方が珍しいですから、同情の余地はあるかもしれません」(同前)
一方の岡本に対しては“身内”からも厳しい意見が相次いでいるようだ。
運営内からも「かばいようがない」という意見が…
「勿論本人のものと確定した訳ではありませんが、乃木坂加入後の“裏アカ”でのやり取りは、グループを挙げての一大イベント『乃木坂46時間TV』の真っ最中にまで及んでいた可能性があります。しかも未解禁の映像を無断で投稿し、男性関係まで……。流石に心象は悪いですよね。
岡本さんに関しては、運営内でも他のメンバー間でも『かばいようがない』という意見が主流のようです。岡本さん自身も猛省して自粛を受け入れているそうですが、果たしてメンバーやファンに受け入れられるのかは疑問です」(同前)
中西については、キャプテン秋元真夏を始めとする先輩達からも「戻って来るまで『Actually...』を守っていきます」等のメッセージがあったが、岡本に対しての言及は無かった。同じ「活動自粛」でも背景は全く違うようだ。