“過去最高”といわれていた5期生たちだったが…?
兎にも角にも、人気アイドルグループにとってはとんだ災難となった今回の“連続自粛”騒動。アイドル界はほぼ“乃木坂一強時代”だっただけに、ライバルグループにも付け入るスキを与えてしまったかもしれない。番組制作会社スタッフが明かす。
「一連の騒動を踏まえて、ある中堅アイドルグループの関係者からは乃木坂46のネガキャンと共に春の音楽特番への出演アピールがありました。ざっくり言うと『問題ばかり起こしている乃木坂じゃなくて勢いのあるウチを出してくれ』ということです。
流石に今は乃木坂46の方が遥かに価値が高いためプロデューサーに『あり得ない』と一蹴されていましたが、今後もこんな流れはあるかもしれません。プロデューサーは毎回選択を迫られる事になる」(番組制作会社スタッフ)
中西と岡本。事情や心証は違うにせよ、デビュー10周年の節目を超えた乃木坂46に盛大に水を差してしまったことは間違いない。
「そもそも5期生は約8000倍の狭き門をくぐり抜けた逸材揃い。ルックスレベルは“過去最高”の触れ込みで期待度はとても高かった。3期生や4期生も成長して世代交代の機は熟していただけに、余りにも勿体ない自粛となってしまいました。同期のせいで出ばなをくじかれて『残りの9人が可哀想過ぎる』というのが業界界隈での共通見解です」(前出・アイドルライター)
オーディション担当者は社内で吊し上げに…
これまでの活動で“優等生”“清楚”のイメージが定着してきた乃木坂46だが、立て続けに起こった自粛騒動はしばらく尾を引きそうだ。
「キャプテン秋元真夏や副キャプテン梅澤美波等が声を掛け合って、メンバー達は今回のピンチを乗り切るため団結しようとしているそうです。今回の件はやはり、運営の身辺調査が甘かったとしか言いようがない。オーディション担当者は社内でも吊し上げられているそうです。総合プロデューサーの秋元康氏含む“お偉いさん”が見るのは最終審査だけですから、『何故リスクあるメンバーが最終審査まで残ってしまったのか?』とカミナリが落ちても仕方無いですよね……」(同前)
中西だけでは収まらなかった、5期生を巡る前代未聞のトラブル。順風満帆だった乃木坂46は何処へ行くのか。今正に真価が試されている。