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「エロいやつって思われて、嫌われたらどうしよう…」23歳の会社員が「レズ風俗」を初利用した“意外なきっかけ”

『愛されてもいいんだよ』#2

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©天野しゅにんた/講談社
©天野しゅにんた/講談社

 女性キャストが女性客に性的サービスを行う風俗――その存在を見聞きすることはあっても、なかなか体験するにはいたらない。そんな世界を舞台にした、異色のお仕事漫画がある。百合のジャンルで活躍する漫画家・天野しゅにんたさんによる『愛されてもいいんだよ』(講談社)だ。

 主人公の倫(りん)は23歳、試用期間中の会社員。優しげな見た目と気弱な性格ゆえに、上司からはセクハラを受け、同僚からは理不尽な陰口をたたかれる。積もり積もったストレスに打ちひしがれる倫を救ったのは見知らぬ一人の女性。「2万でアタシの2時間買って、人生変わるよ」と持ち掛けてきた彼女の正体は、レズビアン風俗店のキャストだった。その言葉どおり、この日を境に倫の人生は目まぐるしく変化していくのだが……。

 ここでは、本作より第1話「2万円でいいんだよ」を抜粋して紹介します。

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注:本作において「レズ風俗/レズビアン風俗」という言葉は、レズビアン当事者であるなしにかかわらず利用でき、女性同士の性的行為を行う業態を指すものとして使用しています。

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