劇団ワワフラミンゴ「新作はクリーム色でお尻のところだけ紫色な感じ」

この記事の画像（1枚）

チャイナ　何回やらせりゃ気が済むんだよ。

ミホ　バカヤロー共が！

チャイナ　健康を診断するのもいい加減にしろって！

「丈夫な住民」より

◆

　上に引用したのは、劇団ワワフラミンゴの過去作の一部。作・演出を務める鳥山フキさんによる独特のユーモアが病みつきになる劇団だ。ワワフラミンゴの新作舞台「脳みそ歩いてる」が12日より始まる。実に3年ぶりの新作ということで期待は高まるばかり。

「ぼやぼやしてたら間が空いちゃっただけなんです。今回はマジメな感じの作品にしたかったんですが……結局、可愛らしい劇になりそうです」

　話を伺ったのは11月下旬。稽古真っ只中の時期だった。

「稽古と言ってもずっとふざけている感じなので楽しいですよ。役者はみんな可愛いので、癒されています。いまはまだストーリーが何も決まらなくて……ほぼ私を励ますだけの場になってますけど（笑）。

　いつも最初に全体像のイメージがあってそこに近づけていくんですが、新作はクリーム色でお尻のところだけ紫色な感じです。あと……今回間違いなく、踊りがありますね」

　一般的な劇場ではなく、日常と地続きな空間を利用するのもこの劇団ならでは。今作の会場も渋谷のギャラリーだ。

「劇場で演劇をするのが難しい。音響や照明もほとんど使わないので申し訳なくなるんですよね。なるべく面白おかしく、楽しかったって印象は受けてもらえるように頑張ります。笑ってもらいたいです」

あなたにはこちらもおすすめ！

榊原郁恵、渡辺徹と久々の共演「家で主人と相談を重ねています」