――「会計用のレジ」と「窓口」を並べた。これはどのような効果を狙ったもの?
「会計用レジ」と「窓口」を並べたこと自体に、特に意図はありません。対面での会計手続きや、商品の受取をご利用になるお客様が多いと予想されたため、限られた売場面積の中でも、あえて、専用のカウンタースペースを確保しました。
一部店舗のみで展開の「前あきインナー」を販売
――通常の店舗と、商品のラインナップは異なる?
入院中の患者の方からのニーズを踏まえ、下着や羽織ものを中心に販売しています。
独自サービスとしては、通常のユニクロ店舗ではお受けしていない、「ルームウェア(一部の対象商品のみ)の裾上げ」をお受けしています。
――医療従事者向けの独自の商品はある?
ありません。
――入院患者向けの独自の商品はある?
入院患者の方だけを対象にした商品ではありませんが、受診時や、医療・介護のケアを受ける際に着脱しやすい、「前が全て開くタイプのインナー」を販売しています。
これまでは、ごく一部の店舗のみで販売していましたが、病院内でのニーズも予想されるため、この店舗でも販売しています。
――店舗オープン後、医療従事者や入院患者からはどのような声が寄せられている?
お客様から、以下のようなお声をいただいております。
「新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため、外出して、人混みの中、店舗に出向かなくていいから助かります」
「ユニクロの商品はコンビニの商品よりも安価で馴染みがあるので、抵抗なく購入できる。小さい店舗でも、あると助かる」
「気温差で衣類が必要なときに、その時に合った、必要なものが買えるのが嬉しい」
――今後も要望があれば、医療施設内の店舗を増やしていく?
現時点で決まっていることはありませんが、良いお話をいただける場合には検討したいと考えています。