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リニューアル後には意外なリアクションが…

 店長の言葉にあるとおり様々な苦労を背景に、昨年8月から約4ヶ月かけてリニューアルを行い、12月にオープンを果たした「キクヤ昭島店」。気になるのはお客様の反応ですが……。

「以前の店舗が老朽化していたこともあってか、一番多く頂いたのは『明るくなったね』という声でしたね。また、景品交換場やレトロな小道具などにも非常に力を入れていますので、『見てて楽しい』という反応を頂いた時は嬉しかったです」(同店長)

 店長が力を入れたという小道具たち。例えば、先ほど紹介した看板を取り囲んだ豆球一つにしても、電球だとすぐに切れてしまうのでLEDにしたところ、今度は明るすぎるので彩色等で工夫するなど、本当に細かい部分まで苦労の連続だったそうです。

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看板の豆電球一つにも苦労があったという

 一方ユニークな発見もあって、店内のところどころに今回お話をうかがった早川店長が“出演”する選挙風ポスターや、古い映画の看板風装飾も。そうしたものを見ながら「あの店員さんが出てるぞ」なんて、新たな発見があったりするのも楽しそうです。

店長やスタッフが“出演”するレトロ看板

 また店内は、パチンココーナーが「昼の商店街」、パチスロコーナーが「夜の縁日」をテーマにしていて、歩いていると自然に時の流れが感じられる演出も。

夜の縁日をテーマにしたパチスロコーナーには提灯や大輪の花火が

 それに加え、当初はタイマーによって場内の明かりも自然に暗くなるようにセットしていたそうですが、意外にも「暗くなると、ちょっと辛気くさいね」という反響があって、現在はやめているとのこと。