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「活動を辞退したい」と直談判したメンバーの存在
中西がセンターを務めるはずだった「Actually...」についてキャプテンの秋元真夏(28)は、「アルノが戻ってくるまで私たち先輩達でこの曲を皆さんに届けていきたい」とコメントした。しかし、同じ気持ちのメンバーばかりというわけではないようだ。そして2人と一緒に乃木坂での活動をスタートさせようとしていた5期生にも、騒動のダメージは当然降り注いだ。
「乃木坂加入前の行動であれほどバッシングを受ける2人を見て、『活動を辞退したい』と直談判する5期生メンバーが現れたんです。中西や岡本へのネガティブな感情というより、ファンに対する恐怖感も大きかったのかもしれません。本人はもちろんメンバーの親も『乃木坂のメンバーはこんなことに耐えなければいけないのか』と動揺したのは自然なことです」(同前)
昨年末の紅白歌合戦では生田絵梨花(25)が卒業し、乃木坂46は卒業を望むメンバーが行列を作っている状態だった。それだけに中西や岡本ら5期生には世代交代という大きな期待がかかっていたが、その目論見は大きく外れた形だ。
2011年の活動開始から、清楚で可憐なイメージで国民的アイドルに成長した乃木坂46。しかし生駒里奈、白石麻衣、西野七瀬ら“エース”たちが卒業し、次の絶対的な存在はまだ見つかっていない。国民的アイドルグループという乃木坂46のポジションは揺らぎ始めている。