《被写体モデルは、最初は個人のSNSを通じてカメラマンさんを募集していました。ですが、個人間でのやり取りに怖さを覚えたり、募集用のアカウントが急に使用できなくなるなど、この方法に危険を感じ、撮影会に所属して撮影に参加するようになりました。撮影会ではレンズ越しに自己を表現することを知り、今の自分にとって糧となった活動であったと思っています》

 乃木坂46の5期生として加入し、新曲『Actually…』のセンターに抜擢されることが決まっていた中西アルノ(19)。だが、デビュー前からSNS上で中西が男性と食事をする写真やカラオケボックスにいる写真が飛び交い、“パパ活疑惑”が浮上。3月3日にはまだデビュー前にもかかわらず、上記の“釈明文”を公式サイトに掲載したうえで、活動自粛に追い込まれるという大騒動に発展した。

3月発売のシングル『Actually…』のジャケットは中西1人のバージョンも

「個人撮影モデル」の危険性

 中西に疑惑の目が向けられる発端となったのが、SNSを通じた“個人撮影”のモデルを務めていたことだった。

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 会ったことのない見ず知らずの男性と“撮影”という名目で場を共にする――。被写体モデルを経験した女性のなかには、身に危険が迫るほどのトラブルにあった過去を持つ人も多いという。

撮影会に登録する前に、個人で撮影モデルの活動をしていた頃の中西

 モデル志望の被写体経験者(20代女性)が語る。

「ツイッターに突然DMで『ビジネスホテルで1日5000円払うから撮影させてくれないか?』という依頼がきました。少し警戒しましたが、オーディションのための良い写真が欲しかったので、依頼を受けました。当日撮影現場に行くと、DMでやり取りしたカメラマンの他にも、別の男性がいました。

足を組んだ先に見えるパンツをドアップで…?

『この人は誰なんだろう』と思っていると、会うなり特に説明もなく『ちょっとエッチなポーズを撮らせて欲しい』と頼まれ、断る間もなく後ろ手に手錠をかけられました。『もっと際どい写真を』と、背中のファスナーまで下ろされて……。さすがにヤバいと思い、気づかれないようにフロントに電話をつなぎ、聞こえるように『助けて!』とわめき続けていたら、ホテルのスタッフが部屋をノックして、『どうされました?』と助けに来てくれました。そのまま男の人たちは無言で立ち去り、その時はギリギリで難を逃れました。