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「口説くのに一番時間がかかったので9時間」師匠の娘に手を出し、21歳で夜逃げ…7度離婚をしたビッグダディ(57)の知られざる半生

ビッグダディ・林下清志さんインタビュー#1

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『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日系)にて、長年にわたる取材を受けたビッグダディこと林下清志さん(57)。シングルファーザーとして子どもを育てながら、7度の結婚と離婚を繰り返してきた。

 そんな彼に、これまでの育児生活や、離婚の真相、そして現在の様子について話を聞いた。(全2回の1回目/後編を読む)

ビッグダディこと林下清志さん

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自分は11人兄弟の10番目、母親も母方の祖母も11人兄弟だった

――『ビッグダディ』が終了して8年。現在はお孫さんもいらっしゃるとのことですが、改めて家族構成を教えてください。

林下 今は結婚していないので、独り身です。「子どもは何人いるの?」ってよく聞かれるんですけど、正直「いっぱい」としか言いようがないです。どこまでを子どもというかによるんですよ。俺みたいな人生を送っていると、カウントが難しい。でも、みんな俺の子どもです。元妻の連れ子だって一緒に住めばかわいい子どもなんです。血の繋がりなんて関係ない。

――たしかに「いっぱい」いらっしゃいますね。ちなみに清志さん自身は何人兄弟なんでしょうか。

林下 俺は11人兄弟の10番目です。俺の母親も11人兄弟。母親の母親も11人兄弟。俺の代で抜いちゃいましたよ。知る限り、歴代1位だと思いますね。

 

 俺の母親なんて孫が40人以上いるからね。電話で、「お前んところの一番上の子どもって女だっけ、男だっけ」って言われた時はびっくりしましたよ。名前どころか性別も覚えていないのかよって。10番目の俺の孫なんか、全然興味ないんですよ。

 だから俺は孫ができても一切何もしないと決めています。お年玉とか、お祝いとか俺に期待するなって。平等に接することができないなら、初めから何もしない、と決めておくほうがいいなと。

最初の嫁は、出会ったその日に結婚を決めた

――林下家は代々子どもが多い家系なんですね。幼少期はどんな子だったのでしょうか。

林下 一言でいえば悪ガキです。親父から「こんな子どもを持って俺は恥ずかしいよ」って言われるくらい。いっつも親や先生を困らせていました。本当にどうしようもないやつでしたよ。

 高校を卒業してから宮城県の東北柔道専門学校に入って、柔道整復師の資格を取得しました。それからは岩手の実家に戻って、「虎の穴」と恐れられる先生のもとで修行していたんですが、その先生の娘に手を出して、夜逃げしました。

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