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国境なき医師団 門馬秀介医師:
化学兵器が何によるかにも、大きく関わってくるのですが、バイオテロ、ケミカルテロっていうのは、医療者もトレーニングが必要です。そのトレーニングができているかというと、クエスチョンがあります。すぐには対応できないと思います。それはどこの部隊も、国境なき医師団もですけど、準備はしてきていないと思います。

化学兵器の被害にあった市民を診療できるほど高度な医療体制はないだろうと話します。化学兵器などに対応する高度な医療体制は、準備できていないと話します。
そして、医療支援の最中に門真さんが目にしたのが、マリウポリから逃げてきた人の悲惨な状況でした。

 

国境なき医師団 門馬秀介医師:
みんな誰かしらを殺されているんですよね。両親を殺された子供だとか、息子、孫を殺されたおじいちゃん、おばあちゃんとか何かしらを抱えて、皆さん避難してきています。逃げるために、脱がずに10日靴をはいてきた人や、知らない車に乗ってきたという人や、5人乗りの車に10人乗ってきたという人もいます。

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侵攻を続けるロシア軍。市民にさらなる被害が出ないよう願う声が広がっています。

(めざまし8 4月13日放送)