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フジテレビに入社「小島奈津子さんに『サインください』とお願いしました」
――そんなコンプレックスを抱えながら、アナウンサーになる夢を叶えられたんですね。
内田 アナウンサーというより、私はフジテレビに恋をしたんです(笑)。
大学3年生の夏に友だちから誘われて行ったアナウンサー一日体験がとっても楽しかったんですね。当時できたてのお台場の社屋で働いている人たちはキラキラしていて、トイレはピカピカ。「働くならきれいなトイレがあるほうがいい」とも(笑)。
帰り道にゆりかもめからライトアップされた球体が見えて、「私、絶対ここで働く!」と強烈に思ったことは忘れられないです。
――思いにまっすぐ、そのままフジテレビに入社できたわけですね。アナウンス部は特に華やかそうです。
内田 部室に入るとテレビで見ていた人がいっぱい。それだけで浮かれてしまって、アナウンス辞典を持って小島奈津子さんに「サインください」とお願いしました。「もう同僚なんだからそんなことは言わないの」と言われてシュンとして帰ってきたんですけど(笑)。