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18位 阿野全成(新納慎也)

 頼朝の異母弟であり、義経の同母兄でもある僧侶・阿野全成は、頼朝の挙兵後、兄弟のなかで最も早く頼朝に加勢した存在です。初登場シーンでは、まじないで風を起こそうとするもあえなく失敗。その後も、彼の占いがストーリーに波乱を巻き起こす原因になったりと、コミカルな役回りが多いのも人気の理由と言えそうです。

「永井路子さんの『北条政子』などで描かれていた、腹の底が読めない雰囲気が良く出ていて良かった」(43・女性)

「落ち着いた人柄が好ましい。演じている新納慎也さんの声がいい」(60・女性)

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「頼朝には陰陽師がいたと記憶するため、興味深く見ている」(55・女性)

17位 藤原秀衡(田中泯)

17位 藤原秀衡(田中泯) 番組公式Instagramより

 源平や朝廷からも恐れられ、東北地方で独立を貫いた奥州の覇者・藤原秀衡。幼い義経を庇護し、育て、強い影響を与えた人物でもあります。ベテラン俳優として知られる田中泯が演じる、秀衡のカリスマ性や貫禄に「圧巻」との声も多数。

「底知れない野望を感じさせる戦略家という感じ。捉えどころがないところが魅力かも」(55・女性)

「個人的に好きな歴史上の人物、とても格好いい」(33・女性)

「一瞬しか登場していないが、その存在感がただものではないことを醸し出す。田中泯さんさすがの風格だと思いました。今後鎌倉の歴史にどのように絡んでくるのか楽しみに拝見したいです」(47・女性)

16位 梶原景時(中村獅童)

16位 梶原景時(中村獅童) 番組公式Instagramより

 石橋山の合戦で、敵であったはずの頼朝の命を助け、その後も鎌倉幕府のために力を尽くした梶原景時。一ノ谷の戦では、戦の天才である義経の才を認めつつも、嫉妬心を見せる様子も。随所で不穏な空気を漂わせる景時は、後の物語を動かす重要な役どころになりそうです。

「石橋山合戦で敗れて隠れていた頼朝を何故見逃したか? 義時の会話の中でそれらしき言葉を言いましたが、頼朝と再会の時にどのような会話があるのか興味のあるところです。義経の戦奉行で平家討伐に行きますが、歴史では義経の戦法を否定するということですが、それが頼朝と義経の溝にどうかかわってくるか、読んだ本との合わせが楽しみです」(72・男性)

「義経との掛け合いが面白い」(70・男性)

「眼力が凄くて、不正を許してくれなさそうだから」(43・男性)

「先見の明があったのか、敵対する頼朝と知りながらわざと見逃してしまう武士。以後頼朝からは厚く信頼され、鎌倉殿を助けてゆく姿が印象に残る。またその末路にも興味がある。この役を演じる中村獅童の格好もよいなと感心する」(80・男性)

「目的のためなら何でもやってしまう、不気味さがある。初めて武士の世を作るにはこのような人物が必要だったのかと恐ろしくもある。これからどんなぞっとするようなシーンがあるのか、怖いもの見たさで逆に楽しみ」(62・男性)