鎌倉幕府の第二代執権・北条義時を主人公に据え、鎌倉幕府を支えた13人の忠臣を描いたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(総合 毎週日曜午後8時ほか)。「文春オンライン」では、ますます盛り上がりを見せる本作で、一番の人気キャラクターは誰かを決める緊急アンケートを実施しました!
投票方法としては、「文春オンライン」メルマガ読者を対象に、『鎌倉殿の13人』で好きなキャラクターを最大3人(1位=5点、2位=3点、3位=1点)挙げてもらいました。
実施期間は3月19日から4月11日までの24日間。21歳から88歳までの幅広い層から、総投票数936票をいただきました。(男性:67.4%、女性:32.6%)
集計した投票から、「好きなキャラ」トップ20位をランキング形式で紹介していきます。
20位 和田義盛(横田栄司)
20位にランクインしたのは、のちの鎌倉幕府軍事長官になる和田義盛。無骨な坂東武士が集まる中でも、その豪快さと勇敢さが際立つ、“武闘派”を絵にかいたような存在。歴史上では、最後まで北条義時と張り合うことになる役どころゆえ、今後の活躍にも注目が集まりました。
「頼朝を支えた武将の中で好き」(62・男性)
「武闘派というイメージの通り」(67・男性)
「戦バカっぷりが可愛い」(57・男性)
20位 大庭景親(國村隼)
和田義盛と同じ20位を獲得したのは、「坂東の後見」と呼ばれ、相模一の大物と言われた大庭景親です。平家と深いつながりを持つことから、挙兵をした頼朝の前に大きな壁として立ちはだかりました。しかし、最終的には、富士川の戦いで頼朝軍に捕縛され、高笑いをしながら首をはねられるという壮絶な最期を遂げ、多くの人の心に強いインパクトを残したようです。
「頼朝の味方にも敵にもなった人物で、圧倒的存在感がある。最終的には富士川の戦いで捕らわれの身になり、広常に首を刎ねられ最後を迎えるが、その際の問答にも迫力を感じた」(56・男性)
「あまり有名じゃなかった存在でしたが、良い描写のされ方をしていると思います」(52・男性)
「東国武士の矜持を感じられる生き様だった」(33・男性)
「表情が好き」(47・男性)
18位 畠山重忠(中川大志)
畠山重忠は、平家とつながりが深い武蔵の国の豪族の子息で、当初は頼朝と敵対関係にありました。しかし、鎌倉入り以降、頼朝に加勢し、主役である義時とも深い信頼関係を築きます。まさに、美しい見た目と、知恵や勇気を兼ね備えた「武士の鑑」とも言われる実直な人柄に、支持が集まりました。
「物語の序盤から出ており、頼朝の重臣となる重要な役どころ」(75・男性)
「登場人物のほとんどが腹黒い面を感じさせるキャラが多い中で、武士の高潔さを感じさせられる」(67・男性)