2002年に「アコム」のCMで大ブレイクし、「癒やし系」として人気を博したタレントの小野真弓さん。昨年40歳を迎え、芸能生活が20年をこえた小野さんは、2019年に木更津市の一軒家を購入。悠々自適なひとり暮らしを楽しんでいる。
仕事とプライベートを見つめ直した結果行き着いた「田舎暮し」について話を聞いた。
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――2019年に東京を離れ、木更津にお引越しされたそうですね。
小野真弓さん(以降、小野) 今日も木更津から運転してきました。都内まで車で1時間くらいですかね。いつも早めに家を出るので、今日は文春さんの近くに路駐して時間を潰してました。おかげで停めても大丈夫な場所を見つける嗅覚が発達してきてます(笑)。
――木更津には地縁があったのでしょうか。
小野 まったく知らない土地です。生まれは同じ千葉県ですが、木更津に知り合いもいませんでした。
田舎に引っ越したくて物件を探し始めたのですが、田舎暮しをしている知人は鎌倉などの湘南エリアが多かったので、私も最初はそのあたりで考えていたんです。でも、半年以上探してもピンとくるところが見つからない。それでなんとなく趣向を変えて木更津に行ってみたら、一瞬で「ここがいい!」と、ときめきました。
――鎌倉方面はおしゃれな感じがしますけど、小野さんがビビッと来たのは木更津だったんですね。
小野 同じ金額でもお庭の広さが違ったり、物価が安いとかもあるんですけど、景色が好きで自分に合っている感じがしました。2019年の4月に引っ越して今丸3年になります。