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裏方からは「翔さんと是非、食事に行きたい」

「後輩の面倒見がよく、試合でミスした選手を食事に連れて行き『次のチャンスでやり返せ』と励ますなど助言を送り続けた。そのため淺間大基や石井一成などは今でも交流しており、対戦を楽しみにしているようです。裏方からも『翔さんと是非、食事に行きたい』と熱望する声が上がっています」(球団関係者)

 人気者の中田が去った後、球団は新庄剛志監督を招き、ファン離れに歯止めをかけようと図ったが、思うように効果は出ていない。

「開幕以降、大半の球団が球場の動員上限を撤廃する中、日ハムは5月22日の西武戦まで最大約2万人に制限していた。コロナ対策が理由でしたが、スポンサー筋は『不人気ぶりをカモフラージュしているだけ。応援しがいがないよ』と呆れています」(同前)

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日ハム時代の中田 ©文藝春秋

 球団はようやく巨人戦から動員上限を撤廃する。

「今まで苦戦し続けた営業担当は『日ハム対中田は北海道民の大きな関心事で、話題性も抜群。満員御礼の4万2000人は間違いないね』と鼻息荒かった。だけど自前でスターが育てられず、他人のふんどしで動員しなければならないのはつらい。球団にとって中田は“別れても好きな人”みたいなものです(笑)」(球団OB)

 札幌での“ショウ”タイムに熱視線が注がれている。