〈あらすじ〉

州の警察官ダニエル・オニール(グラント・ガスティン)は、エリート揃いの警察犬部隊〈K-9〉への入隊を夢見ていたが、採用試験の結果は7年連続で不合格だった。年齢的に最後のチャンスとなる試験を前に、パートナー犬を探して保護犬施設を訪れ、殺処分寸前の1歳の雌犬・ルビーを引き取る。ボーダーコリーの血を引くルビーは賢いが、あまりにやんちゃな性格が災いし、里親から7回も返却されていた。訓練が思い通りに行かず、ダニエルは何度も諦めかけるが、ルビーは徐々に警察犬としての才能を発揮し始める。上司に認められてK-9に仮所属となったダニエルとルビーは、さらなる試練に立ち向かう。

〈解説〉

Netflixオリジナル映画。実話を基に、警察官と保護犬の奮闘と絆を描くヒューマンドラマ。監督は『キャリー2』のカット・シア。93分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆実話にもとづく映画というので心おきなくお手柄話を楽しんだ。犬の視点がモノクロ映像で。人と犬との長い共生の歴史。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆お子様映画と侮ってはいけない。毒も悪も端折った度胸を買う。どちらも問題児の犬と警官の相性が抜群で、頬がゆるむ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆簡単ではない調教や飼い主との相性、警察犬の訓練が楽しめる。殺処分を免れた怖さと救命の大変さがあっても安らげた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆犬映画としての程良いアップデート。教育論を絡めた善意の物語。無難さに落ち着かせる為の抑制が爽やかに効いている。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆似たもの同士の犬と主人公の警官。互いが持つ“個性”、互いを見合うカメラ目線が観る側を同じ目線にする優しさ。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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『レスキュードッグ・ルビー』(米)
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