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1人だと感覚が研ぎ澄まされて怖さが倍増
ーーこれまでに、やってみたら想像と違ったソロ活はありますか?
朝井 そうですね……。楽しかったんですけど、想像と違ったのは絶叫マシーンかな。
ーーどのように想像と違ったのでしょう?
朝井 想像よりすっごく怖かったんです。私、普段から遊園地に行くと絶叫マシーンは必ず乗っていて。富士急(ハイランド)のマシーンも全然平気なくらい、絶叫系は得意で大好きだと思っていました。でも、いざ1人で乗ってみたらめちゃくちゃ怖くて……。しかもその時乗ったのって、子ども向けのコースターだったんですよ。いつか1人富士急もしたいなと思っていたんですけど、今は絶対無理だなと思っています。
誰かと一緒に乗る時は、「怖いね」とか喋りながら乗るから気が紛れていただけで、1人だと感覚が研ぎ澄まされて怖さが倍増するのかな。ある意味コスパがいいですよね(笑)。
ーー1人絶叫マシーン以外のソロ活でも、感覚は研ぎ澄まされる?
朝井 そうですね。私の場合、誰かと食事に行くと話に夢中になって「あんまり味を覚えていない」ってことが多いのですが、1人で行くとちゃんと覚えているんですよね。誰かとご飯を食べている時って、味覚以外にもいろんな神経を使っているから、どうしても味だけに集中するのは難しい。でも、1人だと他に神経を使わなくていいから、味覚も研ぎ澄まされるのかなと。
「思ったより絶叫苦手だったんだ」とか「この味すごく好きだな」とか、ソロ活で気づいたこともたくさんあります。ソロ活だと普段より感覚が研ぎ澄まされて、私自身も知らなかった自分の一面を発見できるのも面白いんです。