文春オンライン

〈JR東日本が副社長を処分〉店のフロアで嘔吐、社員が救急搬送…紹興酒30本が消えた副社長主催の“ご乱行飲み会”

喜㔟氏の回答「それはちょっと承知していませんが」

 こうした乱痴気騒ぎについて、宴会を主催した喜㔟氏は何と答えるのか。自宅のインターホンを押した。

――先日の宴会で社員が救急車で運ばれている。

「それはちょっと承知していませんが」

ADVERTISEMENT

――アルコールハラスメントではないか。

「特にお話しすることはありませんので、失礼します」

 だがJR東日本に取材を申し込むと、事実関係は概ね認め、こう回答した。

「副社長がお酒を勧める場合もありますが、基本的にはそれぞれの社員がそれぞれのペースで飲酒しております。なお、乾杯発生時に『乾杯の意味は“杯を乾かす”ということである』との発言はありましたが、それをもって宴席中に酒を強要するようなことはありませんでした。懇親会において度を超した内容があったことは反省点として受け止めております。関係の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。今後、再発防止を図るべく、社員教育を再徹底してまいります」(広報部)

 このほか、中華料理店の店員にJR東日本の社員が名刺を出すよう求められた際に取った行動、国鉄民営化30年を迎えた年に喜㔟氏が経営陣に進言したことなど、「週刊文春電子版」で詳報している。

文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。

※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。

〈JR東日本が副社長を処分〉店のフロアで嘔吐、社員が救急搬送…紹興酒30本が消えた副社長主催の“ご乱行飲み会”

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

週刊文春をフォロー