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【6人目の逮捕】“盗撮のカリスマ”斎藤果林容疑者が逮捕 犯行グループの一員が明かす“卑劣な手口”「若い女性が集まる連休にはグループで“温泉盗撮旅”へ」

組織的盗撮の実態#1

genre : ニュース, 社会

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「昔はバレても怒られておしまいということもあったようですが、今は見つかれば即逮捕。だからとにかく慎重です。宿泊者リストを調べられれば、現場にいたことがバレるので、3日など長期の撮影でも、宿には泊まらず全て車中泊。高速道路も走行履歴を調べられるのが怖いからか、なるべく使いません。

某県の盗撮現場付近。フェンスを越えて盗撮スポットに向かうこともあったという ©️文藝春秋

 ちなみに撮影の定番スポットは、斎藤が住む関東近郊だけではなく、全国にあります。7月は旅行がてら、北海道まで撮影に行くこともあります。冬は寒いので、茨城や神奈川、兵庫、岐阜などの温泉地が中心だと思います」

若い女性が集まる連休にはグループで「温泉盗撮旅」へ

 盗撮は基本的に斎藤が1人で行っていたそうだが、時には“チーム”を組むこともあった。

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「正月、お盆、ゴールデンウイーク、祝日を入れた3連休などは、メンバー数人で予定を合わせ、撮影に出かけることが多い。露天風呂にやってくる若い女性の数も多いので、撮れ高がいいんです」

盗撮被害に遭ったとされる某県の温泉施設 ©️文藝春秋

 今回の事件で話題となったのは、盗撮が組織的だった点だ。斎藤容疑者は、盗撮に加担するメンバーを、どのように集めていたのだろうか。

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