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ドライヤーをぶんぶん振っても、実は意味がない…美容師が教える、髪を「爆速」で乾かす3つのポイント

2022/07/17
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(4)ドライヤーはブンブン振らない

 美容師さんは、必ずドライヤーを手首で振りながら乾かしていますが、自分で乾かす際には、ドライヤーをブンブン振る必要はありません。

 美容師がドライヤーを振っている動作は、ドライヤーを向ける時に「お客様が熱くならないように」やっています。美容師には“お客様の体感”がわからないため、熱くなる前に熱を逃しているのです。

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 人に向けて熱くないようにドライヤーを当てるには技術が必要ですが、自分でドライヤーを当てる場合は別です。

 自分で乾かす場合は、自分が“熱くならない程度”に風を逃せば大丈夫。熱と風が多く当たる方が、速く乾きます。大げさに振るほどドライヤーの熱は逃げて、風が当たらなくなるため、必要以上に時間がかかります。

 

(5)中間~毛先は、根元が乾いてから

 髪の毛の中間から毛先を乾かすのは、根元がしっかり乾いてからにしましょう。

 根元~髪の中間が乾いたら、手ぐしを通しながら毛先に風を当てましょう。

 髪の短い方は、この段階でほとんど乾いています。ミディアムからロングの方は、後半は手ぐしを通しながら、髪の毛に風を当てるように乾かしましょう。この時も、手は「熊手」のようにするのがイイです。

おすすめしたい、ドライヤーの新しい相棒

 そして、意外に思われるかもしれませんが、ドライの時間にぜひ使ってみてほしいのが、Bluetoothイヤホンです。Bluetoothイヤホンを使えば、ドライをしながらスマホで動画を「ながら見」、音楽などを「ながら聞き」できます。

©iStock.com

 ワイヤレスなのでドライ中に外れるような事はありません。ドライヤーのモーター音も気にならず、手元にスマホを置くだけで、10~20分かかるドライ時間の有効活用にもなり、一石二鳥です。僕自身も、これでドライヤーで乾かす億劫さを軽減できるようになりました。

面倒なことは、効率よく

 効率よくドライヤーを使えば、大幅な時短が実現できます。スマホで「ながら見」していれば、日々の面倒なストレスも軽減できます。

 ぜひお試しあれ。

ドライヤーをぶんぶん振っても、実は意味がない…美容師が教える、髪を「爆速」で乾かす3つのポイント

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