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「洗い流さないトリートメント」「ヘアオイル」「バーム」…整髪剤、なぜカタカナの商品名が無限に増えるのか

2022/04/24

 今回は、スタイリング剤についてのお話です。

 ドラッグストアのヘアケア用品コーナーには、沢山のメーカーの様々な物が陳列されています。

 ですが、種類が多すぎる上に、違いも分かりにくい。ワックス、スプレー、ヘアクリーム、バーム、ヘアバターなど、どれを選べばイイのかよくわからない……。

 そんな方々へ向けて、主要なスタイリング剤の説明をします。ざっくりと用途がわかれば、選び取るのも簡単になるはずです。

©️iStock.com

「スタイリング剤」とはなにを指す?

 髪の毛に関する商品は大きく「ヘアケア用品」と「スタイリング剤」に分けられます。

「ヘアケア用品」とは、髪に関するあらゆるケア用品を指します。シャンプーやコンディショナーなど、多くの場合“お風呂場で使うもの”がこれに当たります。

「スタイリング剤」は「整髪料」とも呼ばれ、ヘアスタイルをセットするために用いるものです。髪を固める、柔らかくする、艶を出すなど、ざっくり言えば“洗面所の鏡の前で使うもの”はコチラに当たります。それらの多くは油分が主成分であるため、独特なベタついた質感になるものが多いです。

 ドラッグストアに陳列されている「スタイリング剤」の主な種類としては、

 ワックス、グリース、ジェル、ヘアオイル、ヘアクリーム、バーム、ムース、ミスト、スプレー

 などが挙げられます。

 これらは液体や固体など、質感が違い、それぞれに特性を持っています。例えば、これらを髪が固定される「セット力」で振り分けると、このようになります。

 

 では、これらの用途を一つずつ解説しましょう。