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具体的な「爆速で乾かす」方法

 では、具体的に「速く乾かす」方法とは?

(1)まずは、念入りにタオルドライ

 まず、念入りにタオルドライをすることで、劇的にドライヤーの時間を短縮できます。タオルでしっかり水分を吸ってからドライをするのと、滴るほど水分が残ったままドライヤーをかけ始めるのとでは、最大5分程も乾かす時間がかわります。非常に重要なステップなので、髪の毛を拭くためだけに、2枚目のタオルを用意してもいいくらいです。

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 また、ミディアム~ロングヘアの方はしばらくタオルでぐるぐる巻きにしてから乾かすのもよいでしょう。タオルを巻いている時間が長過ぎると、クセがつきやすいデメリットはありますが、速く乾かすためには十分に効果的です。

 タオルでぐるぐる巻きにして、先にスキンケアなどを済ませてもよいかもしれません。

(2)頭皮を乾かすつもりで乾かしましょう

 ドライヤーでまず最初に乾かすのは、「髪の毛の根元」です。風の通りにくい根元は、頭皮にドライヤーの風を当てることで乾きやすくなります。

 ドライヤーの風を髪の毛の表面に当てているだけだと、表面はすぐ乾きますが、密集する内側はなかなか乾いてくれません。ですから、髪の毛をドライヤーを持っていない方の手でめくるようにして、その隙間から頭皮に風を当ててみてください。

 すると、ドライヤーの風が髪の毛の根元に当たるだけでなく、余った風が「髪の毛の中間」にも当たるため、効率よく乾かすことができます。

 

(3)ドライヤーを「持たない手」が重要

 ドライヤーは持っている腕が疲れてしまうので、ついつい“風を当てているだけ”の状態になりがちです。ですが、これでは表面が乾きやすく、内側は乾きにくくなってしまいます。

 また、ドライヤーのCMなどで、ドライヤーの風で毛先がなびいているシーンをよく見ますが、このやり方では、髪はなかなか乾きません。

 ドライヤーは、両手で乾かすほうが圧倒的に速く乾きます。ドライヤーの風を通すように、ドライヤーを持っていない方の手で髪をめくって「隙間」を作る方が、圧倒的に効率が良くなります。この時、ドライヤーを持たない手は「熊手」のように「指の間」を開き気味にすると、風が通りやすくなります。