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「作品というのは、終わったら終わるんです」

――今回のアニメ化をきっかけに『うる星やつら』に触れる読者もいると思います。たとえば新規の読者から「続きが読みたい」という要望があったら、続きを描く可能性はありますか?

高橋 それはないですね。作品というのは、終わったら終わるんです。どの作品であっても。

『うる星やつら』のヒロイン・ラム。るーみっくわーるどを象徴する存在のひとりでもある。

――前回のアニメ化とは状況がだいぶ異なります。今回のアニメ化に期待するところは?

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高橋 最初のアニメ化の時には、制作サイドにすごく勢いがあって、若い人たちが自分の持てる力を全部そこに投入する、みたいに燃えていましたよね。ある種、実験の場でもあったのかな、と。今回は、以前のものを観た人たちがやってくださるわけなんですけど、なんとなくバカバカしさのほうに特化してくれているな、と見ています。それは私としては、願ってもないことですね。

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 続きも読める高橋留美子先生のインタビューのノーカット版は、発売中の「週刊文春エンタ+」をご覧ください。

週刊文春エンタ+ (文春ムック)

 

文藝春秋

2022年7月12日 発売

取材・文=加山竜司、 撮影=杉山拓也

©高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会 ©高橋留美子・小学館

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●フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて10月放送開始 ! 原作から厳選されたエピソードを4クールにわたって放送予定。主人公の諸星あたるを神谷浩史、ラムの声を上坂すみれが演じる。
公式HP : https://uy-allstars.com

●「週刊少年サンデー」で絶賛連載中の高橋留美子最新作『MAO』。大正時代と現代を行き来する少女・菜花と陰陽師の少年・摩緒が、彼らにかけられた呪いの謎を解き明かしていく怪奇ロマン譚。主人公・菜花が能力を制御するためのマズいスムージーを飲むシーンが、しばしば登場する。

MAO (1) (少年サンデーコミックス)

高橋 留美子

小学館

2019年9月18日 発売