COCO そうなんですよ。何人もセフレがいるみたいなイメージですかね(笑)。でも、快楽だけのセフレとは違って「この人と付き合ったらどういう未来を描けるんやろ」と考えながら、デーティングしてるんで。
セフレだったら「体の相性が良かったら、それでええわ」ってなるけど、人となりを見て、付き合う可能性のもとに行動してるという違いはありますね。
――欧米の文化なんですね。
COCO そうですね。オーストラリアに留学してたときもそんな感じでした。「日本みたいに『付き合ってください』っていうの、子供っぽくね?」って言われてました。「文化の違いですね~」って思ってましたけど。
とにかく女性の扱いが雑だった「レバノン人彼氏」
――デートした男性で、クセが強かった人はいました?
COCO いましたね。レバノン人の方とデートしてたんですよ。
私、入社して半年ぐらいまでは、日本に彼氏がいたんです。前の会社の時に出会って、4年半ぐらい付き合ってて。でも、ドバイに行って「いろんな世界観あるな」って価値観が変わって、結果、エミレーツに入社して半年でその彼と別れたんです。で、別れたタイミングで出会ったのが、レバノン人やったんですよ。
――へえー!
COCO CAは、接客とか色々なトレーニングを受けるんですが、その人は、私のトレーナーやったんです。もちろんトレーニング中は何もないですよ。
ただ、その人自身も現役で飛んでるCAだったんで、シングルの1割。つまり遊んでる男の人だったんですよ。
――なるほど……。
COCO でも、すごい良い人やなって思ってて。連絡は取り合ってたんですけど、彼氏と別れたタイミングで、たまたま本社で会う機会があって。向こうも覚えててくれて、そこから3ヶ月ぐらいデートしてたんです。
レバノン人って、キリスト教かイスラム教かにわかれるんですね。彼はキリスト教だったんですが、レバノンにずっと住んでたんで、結婚前の性交渉もあんまりしたことない人だったのが、ドバイに来てから“社会人デビュー”みたいになってもうてたんで……。「え、どこで学んだん? その雑なセックス」みたいな。とにかく女性の扱いが雑なんですよ。私の髪の毛をバーッとつかむ、みたいな……。
――うわー……。