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A氏とX氏の通話記録「“おまじない”で入れといたほうが」
「週刊文春」は、裁判で同社が提出したA氏とX氏の取引にまつわる通話記録を入手。音声データを確認すると、X氏が繰り返し“おまじない”という表現を口にしていることがわかった(音声は「週刊文春」電子版で公開)。
「ここはやっぱりね、いつものように“おまじない”じゃないですけどね。(略)新規売り、1000株だけ入れておきます」(2016年3月10日)
「これも“おまじない”で入れといたほうがいいような感じなんで。(略)1回新規売りですね、1000だけ入れときますんで」(2016年3月18日)
SMBC日興証券に見解を求めたところ、以下のように回答した。
「係争中の事案につき、回答は差し控えさせていただきます」
金融商品販売法は、取引の仕組みや損失の恐れなどを顧客に説明することを義務付けている。SMBC日興証券はその義務を果たしていたのか、が裁判の争点となりそうだ。
「週刊文春 電子版」では、SMBC日興証券が提訴された本件について詳報するほか、営業担当者の“回転売買”音声を公開している。
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