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〈森英恵さんが死去〉母になる前の雅子さまの“ご婚儀ローブデコルテ秘話”「ご成婚パレードの日、雅子さまの笑顔が美しく輝きました」

source : 文藝春秋 2001年6月号

genre : ニュース, 社会, 皇室

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 日本を代表するファッションデザイナーの森英恵さんが、8月11日に東京都内の自宅で亡くなった。96歳。

 皇后雅子さまのご婚儀に際したローブデコルテを手がけた森さんは、「文藝春秋」2019年11月号で「現役の外交官として活躍されていた方が皇室に入られるという話題で、皇室がにわかに身近に感じられたあの頃。ご成婚パレードの日、上衣のえり元にあしらった花びらが風にふわりと揺れて、雅子さまの笑顔が美しく輝きました。皇太子殿下と爽やかなカップルで、明るい希望を感じました」と当時の思い出を語っている。「文藝春秋」編集部による、雅子さまのファッションを振り返った記事を再公開する(初出:2021/12/2 年齢・肩書き等は公開時のまま)。

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 12月1日、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまはご成年の日を迎えられた。

2001年5月に雅子さまのご懐妊発表

 2001年5月に雅子さまのご懐妊が正式に発表され、多くの国民が愛子さまのご誕生を心待ちにしていた。

2歳7カ月の時、パスポート用に撮影された幼き日の雅子さま 宮内庁提供
1998年3月30日、葉山御用邸の近くを散策なさる皇太子さま(当時)と雅子さま。雅子さまはニット風ベストをお召しに(「文藝春秋」2001年6月号誌面より) ©文藝春秋
2001年2月20日、長野県でのスキー国体出席後、奥志賀高原でご静養。スキーを楽しまれた皇太子さま(当時)と雅子さま ©文藝春秋

 ご公務を着実にこなしながら、プライベートの時間をお互いの趣味で楽しまれ、雅子さまは天皇陛下と励ましあい、いたわりあって、仲睦まじく、温かい家庭を築いてこられた。

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