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東大入試に大遅刻でも合格

――教科書も全部覚えた?

〈全部ではないですが、どのページの左側に源頼朝の写真があったとか、織田信長はどこら辺とか、そこに太字では何が書いてあったとか、だいたいわかりました。だから、カンニングする必要はなかった(笑)。〉

――東大を受験した際、一科目めの国語の試験で大遅刻したとか。それでも合格した。

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〈小さい頃から朝はずっと苦手だったもので(笑)。高校も大学も受験したのは1校だけで、一発勝負の試験に寝坊するというのは、大いなる不覚で反省しなければならないんですが、かなりの時間、遅刻しまして……でも、なんとか合格しました。

 ずっと後に、受験をテーマにした「ドラゴン桜」というテレビドラマを見ていたら、先生役の阿部寛さんが「国語は漢文からやれ、次は古文、そして現代文だ」と教える場面がありました。おっ、これはまさに自分と一緒だなと。漢文は出典が少ないので、間違えることも少ない。一方、現代文になるほど解釈の余地がある。解釈の違いはいくら時間をかけても間違えますから。〉

 岸田政権が支持率を下げる中、「次を狙う男」茂木幹事長は将来の日本の国のかたちについて、どのような絵図を描くのか?――茂木幹事長のインタビュー「統一教会と関係を絶つ」は、9月9日発売の「文藝春秋」10月号に全8ページにわたって掲載されている。

文藝春秋

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統一教会と関係を絶つ