「巨人軍は常に紳士たれ」

 このチーム憲章を背負う読売ジャイアンツ主将・坂本勇人選手(33)。2007年に読売ジャイアンツに入団し、2019年にMVP受賞、通算ベストナイン7回、ゴールデン・グラブ賞5回など、数々の輝かしい功績を残している。2021年に開催された東京五輪ではチームの中心選手として金メダル獲得に貢献した、まさに日本を代表する一流選手だ。

 そんな坂本と、数年間にわたって継続的に肉体関係があったA子さん(20代)の親友が告発した坂本の“裏の顔”(「#1」)。

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 A子さんの親友は取材に対し、こう証言している。

©文藝春秋

突然の呼び出し、過激なプレイ、アフターピル…

「A子からは、坂本選手と出会った頃から話を聞いてきました。当初は坂本選手の言動は優しくて、A子への愛情も感じられて、惚気るA子が微笑ましかった。しかし月日が経つにつれて、A子への扱いがどんどん雑になっていきました。突然深夜に呼び出したり、ベッドでは過激なプレイを強要したり……。

 私には、坂本選手へのA子の好意を利用されているようにみえて、とても辛かったです」

坂本 《おくちにいれたい おえおうさせたい》

A子 《あれ苦しい》

坂本 《来たらすぐいれよ いい?いきなり苦しいやつ》

坂本 《すけべ。髪もひっぱりたい。だめ?》

「なかでも許せなかったのは、“中出し”をしたいがために、A子に行為のたびにアフターピルを飲ませていたことです」

坂本 《今日はアフター飲まなくて平気かなー 二回もやったし笑 次生理いつ?》

坂本 《今日なかだし? ダメ?》

坂本選手とA子さんのLINEトーク(A子さんの親友提供)

 

坂本選手とA子さんのLINEトーク(A子さんの親友提供)

「A子にも悪いところはあったと思います。坂本選手への好意から、その行為を強く拒んではいませんでしたから。私もちゃんと断りなって何度も言いました。でも、断ったらもう会ってもらえないかもしれない、という不安を抱えているようでした」

 坂本の自宅で性行為に及んだあとに病院でアフターピルを処方してもらう。この流れは、A子さんの親友が知る限りでは1年以上は続いていたという。

 そして2021年7月22日。A子さんは突然坂本から性病検査を受けるよう勧められたという。折しも、坂本選手も出場していた東京オリンピックの開会式前日だった。

 A子さんの親友が当時の状況を説明する。