東大生は勉強ができる、勉強を教えるのもうまいはずだというイメージは非常に強く、「東大生が勉強を教えます」と言うと確実にニーズがあります。具体的な数字を出すと、5人から10人の生徒は簡単に集まります。1人あたりの年間授業料の相場は70~80万円程度なので、10人の生徒に教えるとすれば、それだけで年収700~800万円と平均的なサラリーマンの収入を超えてしまいます。
30人の生徒を集めてクラスを作れば、それだけで年間収入は約2000万円です。人を雇ってさらに規模を拡大し、5クラスほど運営すればなんと年商1億円です。ここまで軌道に乗せるのは大変ですが、東大ブランドがいかに儲かるかはご理解いただけたと思います。
東大理3に合格させるだけで1000万
そして、東大の中でも最難関の医学部(理3)は別格です。東大理3に合格させるためには出費を惜しまないという受験生の親は少なくありません。家庭教師が教え子を理3に合格させた場合の成功報酬は、人にもよりますが、だいたい1000万円と言われています。
もちろん通常の授業料は別で、こちらは1年で500万円ほどです。これだけでも安くはありませんが、もし仮に5人の受験生を家庭教師として理3に合格させることができれば、年収7500万円ですよ。まさに桁違いです。
こんな話は初めて聞いた、という方も少なくないと思います。というのも学習塾や家庭教師の情報をオープンするメリットは基本的にないので、誰も公言しないからです。こういうビジネスがどうやって成り立っているかというと、主に口コミや知人の紹介で広まっています。