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「僕はもうセックスのことで責められなくていいんだと」妻の彼氏と同居、離婚…セックスレスだった元夫婦が語る、「その後」の生活

『夫公認彼氏ができました セックスレスにとことん向き合った夫婦の13年レポ』#2

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大反対していた弟からの意外な反応

 でも、僕たちの本が出版されてからたまたま会う機会があって、その時に弟から「マンガ読んだよ。こういうことだったんだね。少し理解できた気がするよ」って。歩み寄ってくれてすごく嬉しかったですね。

みか 私の母は最初は「何言ってるんだこの娘は」という感じだったんですが、最近は理解してくれたわけではないものの、受け入れてくれた感じはします。半ば諦めもあるのかもしれないけど(笑)。本は送りましたが、感想はまだ届いていません。

――著書の中で、みかさんやわかぴょんさんの13年の結婚生活がありのままに描かれています。結婚生活の全てをさらけ出すことに不安はありましたか。

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わかぴょん そうですね。マンガに描かれているのは僕たちの夫婦生活そのものなので、最初は不安でした。こういうことを発信するのはどうなのかなという気持ちもあって。

 

みか 日本はまだ自分の「性」についてオープンに話すのがタブーだったりするじゃないですか。このマンガでは私の「性」についての葛藤がありのままに描かれているので、どう思われるかという怖さはありましたね。

わかぴょん 僕もセックスに自信がないとか、妻を抱けない葛藤がありのまま描かれているので、恥ずかしさみたいなのもありました。

 でも、よく「わかぴょん寛大だよね!」、「彼氏をOKにする感覚がネジはずれてる」という声をいただくんですが、全然そうじゃないんですよ。僕はむしろ結婚や家族は、こうあるべきという固定概念が強かったですし。そんな僕が13年間でどうしてここまで変わったのかというのは、マンガを読んでいただければわかるかと思います。

©末永裕樹/文藝春秋

みか 私が経験してきたことをインタビューしてくれて、マンガとして描いてくださって、それが本という形になって。みんなで一つの作品を作るという経験がすごく面白かったです。マンガでは、私のこれまでの歴代の彼氏との話や、現在の暮らしについても描かれていますので、ぜひ読んでいただければと思います。

「僕はもうセックスのことで責められなくていいんだと」妻の彼氏と同居、離婚…セックスレスだった元夫婦が語る、「その後」の生活

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