けっきょく経済格差が教育格差となり、さらに地域格差にまでつながっているんです。しかも、その格差は広がる一方という。
日本でも地域性の違いや家賃の高い低いはありますけど、住む場所によって、ここまであからさまに教育水準が変わってしまうことはないですよね。
大戸屋のホッケ定食が3000円
ニューヨークの物価が高いのは、日本でもよく知られるところだと思います。
大戸屋のホッケ定食なら、だいたい3000円ぐらいします。
友達を誘ってラーメンを食べて、そこにゆで卵を1つトッピングする。ラーメン2杯とトッピング2つで、会計が5000円を超えます。
はっきり言って高いです。アメリカ人もそう思っています。
また、同じニューヨークでも地域によって差があって、とくにマンハッタンの物価は異常です。
家賃なんかも、感覚的なものですが、東京の2~3倍ぐらいしますね。
東京のいい所、たとえば表参道の2LDKのマンションでしたら月40万~50万円ぐらいじゃないですか。でも、いまのマンハッタンだと、そのクラスの部屋で、月の家賃が100万円を超えると思います。
ただ、給料もまた日本よりも高い水準にあります。
先ほど紹介したようないい加減な勤務態度でも、そこそこもらっていたりしますから。
さらに、そこにチップが加わってくることもあります。
ぼくの外国人の友人が日本に旅行してビックリしていました。「なんで日本人はみんなサービス抜群なのに、チップをとらないんだ」と。
医療も教育もそうですが、外に出てみてはじめて気づく日本の素晴らしさもいっぱいあるんですよね。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。