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「6月17日と6月27日の2回、セクハラ・パワハラの被害に対する学校側の適切な対応を求めた文書を、教頭と校長補佐に渡しました。2回目の要求書では、実に常勤教員の約7割に当たる30名以上が署名・捺印しています」(別の現役教員)

学校に突き付けた要求書
学校に突き付けた要求書

 ようやく8月、市原中央高校を設置する学校法人・君津学園は理事長名でAさんと保護者に、9月中にヒアリング調査を実施することを通知した。

校長は「調査段階ですので取材にはお答えできません」

 校長はどう答えるのか。電話で直撃した。

――Aさんにセクハラをした疑惑がある。

「学園の調査委員会が発足しまして調査段階ですので取材にはお答えできません。もちろん調査については真摯に対応していきます」

 市原中央高校に校長のセクハラ疑惑について聞くと、概ね次のように答えた。

「本校は、被害申告した生徒に不快な思いをさせたことについて心を痛めております。

 本校としては、具体的な被害申告を受けてから、本校教頭及びセクハラ相談員を窓口として申告された事実の聞き取り調査を行い、加えて全校生徒に対するアンケート調査を実施するなど、慎重に対応を進めております。

 現在は被害申告をした生徒及び保護者の希望もあり、学校法人君津学園として調査委員会を先月立ち上げ、被害申告をした生徒及びその保護者様のご都合を伺い更なる聞き取り調査を改めて行うところです。このため、質問の中の被害申告に関する回答は差し控えさせて頂きます」

 だが、Aさんの母はこう憤る。

「調査担当者に第三者はおらず、全員学校法人の要職者で占められており、公平な調査となるのか疑問です。さらに学校側が指定したヒアリングの日時には娘の期末テスト期間も含まれていて、誠意のある対応とは思えませんでした」

 このほか、校長がAさんに行った別のセクハラ疑惑、Aさん本人の証言などを、9月21日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および9月22日(木)発売の「週刊文春」で詳報している。

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